2015.10.15 Thursday | category:-
林業女子、ヤママユ発表(やままゆ女子会ご報告パート3)
さて、パート1から読んでくださった皆さん
お待たせいたしました。
パート3、最終話です!
去年、今年と2年続けて知り合いの方からいただきヤママユを育てたというYちゃん
9月の定例会で、あまりにも好きで、まゆの形成を録画したり、パワーポイントを作成したという熱意を聞き、
それはぜひ聞かなくてはもったいない!とその場で苔玉作りの後に発表を聞くことが決定!
というわけで…美山で苔を採集、ヒノコさんで苔玉を作り、片付けが終わったらいよいよ…
ヤママユ発表会♩
ヤママユは、蛾の一種で、繭(まゆ)がきれいな緑色なため昔は利用されていたようです
ただ、最近ではなかなか見ることもないのだとか
最初は3mmほどだけれど、2回も脱皮をすると5cmほどに
そして、最後は7、8cmまで大きくなるのだとか…
去年はアラカシをエサとして与え、今年はコナラやアベマキなどの柔らかい葉をあげたからか、10cmくらいまで成長!
それは…大きくない?
と心の中で思いつつ、彼女がうれしそうに、楽しそうに話すのを聞きます
きれいな緑色の繭を作り、2週間後くらいに羽化します
羽化してからは、羽を乾かすのだとか
メスは黄色で、オスはメスのフェロモンを感知するために触覚が広がっています
今回学んだことは、どれほどYちゃんが昆虫好きか!ということ(笑)
また是非話を聞かせてください!
お待たせいたしました。
パート3、最終話です!
去年、今年と2年続けて知り合いの方からいただきヤママユを育てたというYちゃん
9月の定例会で、あまりにも好きで、まゆの形成を録画したり、パワーポイントを作成したという熱意を聞き、
それはぜひ聞かなくてはもったいない!とその場で苔玉作りの後に発表を聞くことが決定!
というわけで…美山で苔を採集、ヒノコさんで苔玉を作り、片付けが終わったらいよいよ…
ヤママユ発表会♩
ヤママユは、蛾の一種で、繭(まゆ)がきれいな緑色なため昔は利用されていたようです
ただ、最近ではなかなか見ることもないのだとか
最初は3mmほどだけれど、2回も脱皮をすると5cmほどに
そして、最後は7、8cmまで大きくなるのだとか…
去年はアラカシをエサとして与え、今年はコナラやアベマキなどの柔らかい葉をあげたからか、10cmくらいまで成長!
それは…大きくない?
と心の中で思いつつ、彼女がうれしそうに、楽しそうに話すのを聞きます
きれいな緑色の繭を作り、2週間後くらいに羽化します
羽化してからは、羽を乾かすのだとか
メスは黄色で、オスはメスのフェロモンを感知するために触覚が広がっています
今回学んだことは、どれほどYちゃんが昆虫好きか!ということ(笑)
また是非話を聞かせてください!
ちょっとヤママユのお話(発表者のYちゃん視点風に書いてみました)
ヤママユが大好きな私。
去年は19匹育てたけど、さすがに多かったので今年は6匹で我慢。
その中で1匹、脚が1本ない子がいた。
その子は他の子よりも小さかった
脚がないから動くのも遅く、食べるのも遅かった。
去年はアラカシだったけど、今年は柔らかいコナラ、アベマキ、クヌギの葉をあげたこともあって、他の5匹はどんどん大きくなっていく。
でもその子は相変わらず小さいまま…
最後の脱皮が終わり、あとは繭を作るだけだ。
他の子たちはどんどん繭を作っていく。
その中で、少しくすんだ色をしたその子はなかなか繭を作らない。
このまま繭を作らないのかな
死んでしまわないかな
どんどん不安になっていく
そんなある日、ふと見たらその子が繭を作り始めていた
びっくりして眺めていると、これまでの中で一番きれいな緑色をした糸を吐き出し、繭を作った。
最後に繭を作ったからいつ羽化するかと待っていると、一番に繭を破った。
きれいな黄色をしたメスで、これまで見た中で一番美しい模様をしていた。
そして……
彼女には6本の脚が全て生えそろっていた。
2015.10.15 Thursday | category:林業女子の日記
林業女子、コケ玉をつくる(やままゆ女子会ご報告パート2)
みなさんこんにちは^^
寒さもぐっと厳しくなってきて、
もみじがキレイに紅葉してますね!^^
先日の雨で落ち葉がいっぱいですが、今度は上ではなく足元が鮮やかになるのも、秋のちょっとした楽しみになっている私です。
さて!
前回の定例会のご報告パート2です♪
美山観光を終えたあと、美山里山舎の林道をトコトコ登って
なにをするかというと…
じゃん!!!
そう、コケ採集です♪♪
コケ玉の材料となるコケと土を、自分達で調達すべく、山に入りました。
コケにも、色んな種類があるんですよ〜♪
コケ玉にするには毛の短い苔が良い…
大きいシート状に取れるものが良い…
こっちの苔の方がかわいい……
などなど試行錯誤しながら苔を収穫する私たち…(笑)
苔採集に夢中になり、
川沿いだったのが、気づけば大分上の方まで登ってきてしまいました。汗
それぞれ形も生えてる場所も違って面白い。
種類によって取りやすさも違いました。
採集を終え、いざコケ玉作り!
いつも定例会を行っている、京都ペレット町家ヒノコの2Fで取ってきたコケを広げてみると………
ででーん。
大漁大漁。
苔についての雑誌に載っている、コケ玉の作り方を参考にしながら、えっちらおっちらコケ玉を作ります。
美山里山舎の山から持ってきた土は二種類。
乾燥した赤っぽい土と、
湿気を含んでフカフカな黒い土。
これにヒノコで売っている炭粉(混ぜると土が元気になります)を混ぜて、十分水を含ませ、丸めます。
希望の大きさになったら、その周りを苔で覆い、木綿糸でぐるぐる巻きにします。
そうしてできたのが、コレ!
苔はヒノキゴケ、タマゴケ、ムチゴケの三種類。
コップに入れてみたり、北山杉の実生を挿してみたり、作り方も人それぞれ。
最終的にはみんなでこんなに作りました♪
やっぱり自分達で取ってきた苔で作ると、愛着が違いますね〜(*^^*)
ちなみに……
余った苔は、私の家のベランダで栽培します。笑
お持ち帰りの図。
偶然、現代表と副代表がコケ好きで盛り上がったため、開催されたこの企画♪
みんな楽しんでくれて何よりでした♪
(副代表 S)
2015.10.14 Wednesday | category:林業女子の日記
林業女子、美山へ行く(やままゆ女子会ご報告パート1)
こんにちは!
10月も半ばに入りましたね〜〜
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
最近、夜に職場から帰っていると
田んぼの畦に1mくらいありそうな
イノシシがいました…びっくりです。(@京都市の京北町)
さて、先日みんなで苔玉を作ろう〜ということで
苔を採取しに美山へ行って来ました!
メンバーの中に「かやぶきの里」へ行きたいという子が
いたのでそちらも観光♪
美山を満喫して来ましたよ〜ご報告しますね〜↓
京都市にある京都府立大学を出発し1時間半のドライブコース
高雄の紅葉はまだまだ青かったです。
丁度お昼になったので、かやぶきの里がある
知井の手前にある内久保でランチ
「美山おもしろ農民倶楽部」さんへ
http://www.miyamahamu.com/omise.htm
木を基調とした建物の中はなんとも可愛らしい感じ〜
ドキドキしながら店内へ入りました。
薪ストーブもあって冬は温かそうです↑
自家製ベーコンと近くの養鶏場さんの卵を使ったサンドイッチ↑
↑鹿肉のソーセージホットドック♪
あっさりして美味しかった〜
さてさて、お腹もいっぱいになったので
「かやぶきの里」へ〜
↑手前の田んぼは稲刈りが終了していました。
↑メンバーが1年前に授業で来たことがあるとかで
オススメの神社を紹介してくれました〜
↑今も生活されている家々
↑石垣を見て「あっ!この苔かわいくない??」笑
↑茅葺き屋根にも苔が!!
↑そうこうしている間に目的の知井八幡神社に到着!
「この木この木!!見て下さいよ〜」
↑胸より上で分かれているいる木は一本の木
下で分かれている木は2本の木
さて、この木はどっち?!
↑この神社の起源はざっくり言うと八つ頭の大鹿の妖怪を退治し
神さまへ感謝の気持ちを伝えるために建てたのだとか…
ここにも獣害が…
「授業で習ったんだけど、昔の蒔絵にも鹿とかイノシシに田畑が
教われている絵があったよ!昔は、猟師さんたくさんいたけど
今はいないから問題になってるって面もある。」
京都市内の神社のような華やかな色はないけれど
よ〜く見ると凝った作り…
確かな技術の美しさですね〜
そんなこんなで一行は美山は宮島地区にある「美山里山舎」へ
http://satoyama-sha.com
伝統軸組工法の家、木質バイオマス・ピコ水力発電などの自然エネルギー
四万十式作業道作り〜林業へなど「自立した暮らし」を提案実践している
NPO法人です。
↑手前の家が美山里山舎、右に流れている水路でピコ水力発電を実践しています。
↑建物の中はこんな感じ
オーナーの家作りの特徴は柱をベンガラで真っ黒に塗る事
締まった感じでハードですね〜
普段は薪ストーブを使った料理などを提供するカフェも営業しています♪
↑天井を見上げると壁がいろんな色?!
実はこれ、様々な左官屋さんに土や塗り方を変えて塗ってもらったのです。
全て土壁。左下の黒い大きな壁は、普通は祇園の舞妓さんが通る
廊下に塗られるもの。絹の着物をまとって歩くと着物が壁にこすれますよね…
そうすることでどんどん研かれて、時間が経つにつれ趣のある壁に変化するのだとか。
↑この日は、炭窯を製作中の「木の学校」の生徒さんがいはったので
少し見学体験させてもらいました〜
屋根がついているところが炭窯、右手の道が裏山に続く林道です。
木の学校では、林業から建築まで一貫して行える人を育てています。
自分で生業を作る、そして自立した暮らしを手に入れるのです〜
↑手作りの重そうな道具でひたっすら
叩き、土を固めます。
この作業がとっても大切で、空気が入ると割れてしまう可能性もあるんだとか。
この後、苔玉を作るため、上の林道を歩き
苔をたっくさん持って帰りました〜
山から楽しそうな笑い声が聞こえてくるという不思議な瞬間がありましたよ笑
続きはSさんへバトンタッチしま〜す!
お楽しみに♪
美山里山舎スタッフM
ありがとうございました〜
10月も半ばに入りましたね〜〜
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
最近、夜に職場から帰っていると
田んぼの畦に1mくらいありそうな
イノシシがいました…びっくりです。(@京都市の京北町)
さて、先日みんなで苔玉を作ろう〜ということで
苔を採取しに美山へ行って来ました!
メンバーの中に「かやぶきの里」へ行きたいという子が
いたのでそちらも観光♪
美山を満喫して来ましたよ〜ご報告しますね〜↓
京都市にある京都府立大学を出発し1時間半のドライブコース
高雄の紅葉はまだまだ青かったです。
丁度お昼になったので、かやぶきの里がある
知井の手前にある内久保でランチ
「美山おもしろ農民倶楽部」さんへ
http://www.miyamahamu.com/omise.htm
木を基調とした建物の中はなんとも可愛らしい感じ〜
ドキドキしながら店内へ入りました。
薪ストーブもあって冬は温かそうです↑
自家製ベーコンと近くの養鶏場さんの卵を使ったサンドイッチ↑
↑鹿肉のソーセージホットドック♪
あっさりして美味しかった〜
さてさて、お腹もいっぱいになったので
「かやぶきの里」へ〜
↑手前の田んぼは稲刈りが終了していました。
↑メンバーが1年前に授業で来たことがあるとかで
オススメの神社を紹介してくれました〜
↑今も生活されている家々
↑石垣を見て「あっ!この苔かわいくない??」笑
↑茅葺き屋根にも苔が!!
↑そうこうしている間に目的の知井八幡神社に到着!
「この木この木!!見て下さいよ〜」
↑胸より上で分かれているいる木は一本の木
下で分かれている木は2本の木
さて、この木はどっち?!
↑この神社の起源はざっくり言うと八つ頭の大鹿の妖怪を退治し
神さまへ感謝の気持ちを伝えるために建てたのだとか…
ここにも獣害が…
「授業で習ったんだけど、昔の蒔絵にも鹿とかイノシシに田畑が
教われている絵があったよ!昔は、猟師さんたくさんいたけど
今はいないから問題になってるって面もある。」
京都市内の神社のような華やかな色はないけれど
よ〜く見ると凝った作り…
確かな技術の美しさですね〜
そんなこんなで一行は美山は宮島地区にある「美山里山舎」へ
http://satoyama-sha.com
伝統軸組工法の家、木質バイオマス・ピコ水力発電などの自然エネルギー
四万十式作業道作り〜林業へなど「自立した暮らし」を提案実践している
NPO法人です。
↑手前の家が美山里山舎、右に流れている水路でピコ水力発電を実践しています。
↑建物の中はこんな感じ
オーナーの家作りの特徴は柱をベンガラで真っ黒に塗る事
締まった感じでハードですね〜
普段は薪ストーブを使った料理などを提供するカフェも営業しています♪
↑天井を見上げると壁がいろんな色?!
実はこれ、様々な左官屋さんに土や塗り方を変えて塗ってもらったのです。
全て土壁。左下の黒い大きな壁は、普通は祇園の舞妓さんが通る
廊下に塗られるもの。絹の着物をまとって歩くと着物が壁にこすれますよね…
そうすることでどんどん研かれて、時間が経つにつれ趣のある壁に変化するのだとか。
↑この日は、炭窯を製作中の「木の学校」の生徒さんがいはったので
少し見学体験させてもらいました〜
屋根がついているところが炭窯、右手の道が裏山に続く林道です。
木の学校では、林業から建築まで一貫して行える人を育てています。
自分で生業を作る、そして自立した暮らしを手に入れるのです〜
↑手作りの重そうな道具でひたっすら
叩き、土を固めます。
この作業がとっても大切で、空気が入ると割れてしまう可能性もあるんだとか。
この後、苔玉を作るため、上の林道を歩き
苔をたっくさん持って帰りました〜
山から楽しそうな笑い声が聞こえてくるという不思議な瞬間がありましたよ笑
続きはSさんへバトンタッチしま〜す!
お楽しみに♪
美山里山舎スタッフM
ありがとうございました〜