最近涼しくなってきましたね
さて今回は京都丹州もくもくフェスタのお知らせです
丹州もくもくフェスタって?
京都府綾部市にある、京都丹州木材市場・京都木材加工センター、里山ねっと・あやべ
で開催されるイベント
京都丹州もくもくフェスタ実行委員会さん主催で、@京都も広報など協力させていただいています
当日は素敵な丹州産木材が勢ぞろい
京都の森や木材を知ることができる絶好のチャンスですよ〜
その他楽しい企画が盛りだくさん
各会場のイベントの見どころを紹介しちゃいます
里山ねっと・あやべ会場
木工デザインコンペ展示
丹州産木材で作った木工作品をみんなで投票!
どの作品が受賞するかな?
木材市場会場
セリ見学
本物のセリの現場が見られちゃう、めったにない機会ですよ〜
チェーンソーアート
丸太をチェーンソーで彫刻して動物などを作って下さいます
山で働く重機登場!
木を切ったり、運んだりする車が大集合!
当日は世界に数台しかない双腕重機アスタコも登場します
△双腕重機アスタコ
う〜んアスタコかっこいい
京都木材加工センター会場
木工デザインコンペ展示
丹州産木材で作った木工作品をみんなで投票!
どの作品が受賞するかな?
木工教室
積み木で遊んだりできます*
おいしい食材販売
米粉パン、鹿肉サンド、手打ち蕎麦・・・
どれもおいしそうですね
食べたい〜
木工品販売
かわいい小物があると聞いて林業女子的にはそわそわ楽しみ
丹州の木紹介コーナー
丹州の木の魅力がこのコーナーで実感できそう
どのコーナーにも行ってみたい
みなさんもぜひぜひ足を運んでみてください
以下詳細です
【日時】10月12日(土)10時〜16時
【場所】京都木材加工センター、京都丹州木材協同組合、里山ねっと・あやべ
(〒623-0236 京都府綾部市小畑町埋野98-93)
HP;http;//mokufes.seesaa.net/
facebook:http://www.facebook.com/mokufes
【主催】京都丹州 もくもくフェスタ 実行委員会
京都府森林組合連合会、 (社)京都府木材組合連合会、 丹州材推進協議会、
京都府、 綾部市、 福知山市、 舞鶴市、 綾部市森林組合、 福知山地方森林組合、
舞鶴市森林組合、 宮津地方森林組合、 綾部市木材同業組合、
NPO法人 里山ねっと・あやべ、 京都丹州木材協同組合
【後援】
(株)あやべ市民新聞社、 (株)両丹日日新聞社、 (株)舞鶴市民新聞社
【協力】
NPO法人 京都・森と住まい百年の会、 京エコロジーセンター、 京都森林・木材塾、
林業女子会@京都
【お問い合わせ】京都丹州もくもくフェスタ事務局 ( 京都丹州木材協同組合 内 )
電話: 050−3736−9848
FAX: 0773−47−5758
みなさん、秋ですね。切り旬ですね。
山では、ばっさばっさと木こりが木を切っているのでしょうか。。。
さて、今年の夏@京都では杉カフェを南丹市日吉町で行いました。
こちらも運営部の力不足で事前にお伝えすることが出来なかったのが
残念なのですが、この場をお借りしてご報告させて頂きます。
2013年8月3日
天若湖アートプロジェクトにて「杉カフェ」をopenしました!
天若湖アートプロジェクトとは?
京都府南丹市日吉町にある日吉ダムで行われている。
ダム湖の新しい利用促進や上流と下流を結ぶ為に
アーティスとだけでなく市民自身により
新しい天若湖の姿を生み出し、提示し続けるアートのかたち、
流域連携のかたちを模索し続けているプロジェクト。
メインプログラムの「あかりがつなぐ記憶」では
ダム湖に夜、あかりを浮かべることで、そこに沈んだ天若村の集落を
表現した作品。
今回は、天若湖アートプロジェクトのみなさんのお力をお借りして
openさせて頂ました、夏限定「林業カフェ」でした。
日吉町の木が杉ということでテーマは「杉カフェ」。
杉の丸太を燃焼させ、その火でマシュマロを炙って楽しむという内容です。
会場は、メインプログラムの「あかりがつなぐ記憶」がよく見える
世木林という場所で行いました。
朝からメンバーと一緒に燃焼させるための丸太を頂き、京北森林組合さんへ。
日吉町周辺で林業をされている「中坂木材」さんが切り出して下さった
大きな丸太を軽トラックへ運び込みます。う〜ん重い!
京北森林組合さんには、プレカット(機械で建築しやすいように木材をカットする)
工場や丸太置き場などいろいろな施設がありました。
その中に若いイケメン達を発見。女子会メンバーの出身校でもある「京都建築専門学校」
の2年生のみなさんでした。
夏は京北町にあるもう一つの実習現場とこちらで実際に木材を加工し、
建てておられるそうです。高いところにもひょいひょい登ってはりました!男前!
とフラフラしていると、杉皮発見!大きいサイズを見るのは初めてです。
こちらも建築に使うのだとか。重しをのせて伸ばしているのですね
さて、そんな楽しい組合さんから日吉に戻り、いよいよ場所のセッティングです。
ダム管理所のみなさまにもお手伝い頂き、丸太を配置していきます。
と、ここで丸太に切り込みを入れるのを忘れていたことにハタと気づく私。。。
のこぎりを持って来ているから、頑張って切り込み入れましょうか。っと言ったものの、
実際に切ってみるとなかなかの大仕事。と困っている所に中坂木材さん登場!!
チェーンソー片手にバイ〜ン!!一瞬で終わりました。
ありがとうございます〜〜
そんなこんなで、次は着火です。と、ここでも問題発生。
ちょっと湿っていたのでなかなか着かないではないか…
ダム管理所さんの助けもあり、みんなで火着け大会状態に。
思い思いの着火材を使い、工夫が光ります。
今回のメニューは、マシュマロ・おせんべい・黒文字茶です。
展示物は、杉の利用を伝える為、杉で作ったコースターやミスト、石けんなどを準備。
(※ミスト意外は京都ペレット町家ヒノコで販売しています)
そして、ペレット工場の森の力京都さんからお借りした、ペレットストーブも。
(さいかい産業 MT-311 SUMITA)
杉の利用っていろいろあるのです。
この他にも、女子会メンバーに聞いていると、建築材として昔から、
焼きをいれて壁面に使われたり、最近では床板としても柔らかくて
心地よいので使われています。
また、杉や檜をメインに家具を作る作家さんもおられます。(ワシタカ工藝さんなど)
さて、なんとか火も一段落して少し晩ご飯を作りました。
こちらはノートブックグリル。炭や薪を豪快に燃焼させられるのですが
コンパクトに畳むことが出来ます。(京都ペレット町家ヒノコでレンタルしています)
さあ、本番の夜がやってきました。「あかりがつなぐ記憶」観覧ツアーのみなさんが
時間になるとぞくぞくやって来られました。
暗がりの中でしたので初めはなにやってるの?という感じでしたが、
マシュマロを炙りながら食べ始められると、湖面の灯りの話から山のお話、
ペレットストーブのお話などぽつぽつと炎の中から会話が生まれていました。
運営部と話して下さった方は、若いカップルでしたが彼氏がこのプロジェクトに
興味があったので参加されたとか。よくよくお話をすると
「山がそんなに荒れているなんて知らなかった。」「木を切ってよかったんだ?」
など山について今日初めて知って頂くことがあった様子。
そんなこんなで湖面の灯りを眺めつつ、夜はふけていきました〜〜
今回お世話になった皆様、お忙しい中本当にありがとうございました!
mori
落ち着いたゆったりした雰囲気をお持ちの萩野さんのmarugicchiの開発秘話を
お伺いしました。
まず、ブランド名の「hahaso」です。
ブランドのロゴマークがとってもおしゃれなのですが(写真を取り忘れました。)
そこに描かれている柞(ハハソ)という漢字。これは、ブナ科コナラ属の別名だそうです。
「持続可能な日本を世界に知らせたい」そんな思いでローマ字にされたそう。
ここまでに至までに様々な試行錯誤があったそうです。
まず、何をこの商品で伝えたいのか?という一番の問題。
お金儲けだけじゃない。原発を反対しているけど、どんな暮らしが
原発なしの生活に結び着くのだろう?
やはりそこには、「火のある暮らし」がある!
↓
火には様々な役割があるな。灯り、調理、暖房そして信仰。
(柳田国男著 火の昔 に面白い内容が載っているそう)
↓
では、それぞれの役割を果たす為の火のもとは何?
→石油燃料、木質燃料etc…
↓
では、光や熱エネルギーを継続させるために、どのような「入れ物」に
入れている?
→ガスコンロ、ランプ、火鉢、七輪etc…
そんなことを考えているうちに見えてきたポイント★
■人と入れ物の関係性の中には「火の後先」が必ず着いてくる■
→マッチで火を着けるなどの「火の支度」、
煙が出るから内輪で扇ぐなどの「世話」、
水をかけて消すなどの「後始末」、
それを持続させるためのモチベーション
※正しい火のおさめ方が必要だ!
また、無意識のうちに森が頭ある。子供に残せる森。
森から社会の仕組みを変えることは出来ないのだろうか?
↓
そこで考えた。
火のある暮らしにも段階がある。
薪ストーブや暖炉などのこだわり派、
BBQを簡単にするだけ、便利グッズ重視の手軽派。
そして、日常生活と伝統文化。
それぞれのゾーンに分けることが出来る!
↓
そこから出てきた、「茶道」
これは、究極のおもてなしの為の規格化、合理化したものだ。
そして、火は汚れを浄めるもの。そういうものを皆で囲み
「安全ですよ」「大切ですよ」と同じ空間を共有すること
それが「炭点前」(茶道でお茶を沸かすための火を作るためのお点前)である。
↓
現代のライフスタイルに合った「炭点前」のような場をつくるきっかけにできないか?
キャンドルのように愛でるそんな火鉢。
↓
それが「marugicchi」だ
こんな風に文化、環境、暮らし様々な視点から考え抜かれた
コンセプトを持つ火鉢なのです。
みなさんも、この美しく簡単な火鉢で「火のある暮らし」を初めてみませんか?
mori