2013.02.23 Saturday | category:林業女子の日記
☆清水寺 林業女子と廻ったら?☆
京都といえば、お寺!
目をつぶって歩いてもたどり着けるほど、京都にはたくさんのお寺がありますね。
その中でも、だれもが聞いたことがあるのが「清水寺」ではないでしょうか?
今回は、林業女子会@京都の八木&山北コンビが、
林業女子目線で清水寺さんを廻ってみました〜
普段のガイド本とは、一味違ったツアーにレッツゴーわーい
さて、最初にお会いできるのが、仁王像。
こちら、ヒノキという木を組み合わせて作られています。
京都では、最大級の仁王像です。迫力があります!
思わず、前でお姿を真似して一枚パシャっ
さて、それではいよいよ中に入ります
門をくぐり、少し歩くと・・・かの有名な「清水の舞台」のうえに到着します。
八木&山北「舞台来たー」
八木「やっほー!(←思わず叫ぶ。。)」
山北「それいま違うんじゃ。。」
と、またもやガッツポーズ
この舞台の床に注目してください!
厚さ10センチのヒノキ…この材料を集めるのは、何年もかかったことでしょう
材木屋さんがこの舞台を守るために、ご苦労されたのが想像できます。
しかし!このブログを見てくださったみなさま
「舞台は下から見るべし」です。
八木「わー、柱が太い!木の組み方がすごい!
八木的にあの木が一番太いと思う!!
(みなさんも行ったらぜひ!探してみて下さい〜♪)」
舞台を支える柱はケヤキ。
よく見ると、六角形になっています。
清水寺の学芸員の方曰く、できるだけ太いまま木を使うため。
舞台の上に出っ張っている部分は、デザインの調和をとるため、
六角形ではなく円柱になっています。
もっとよく見ると、
柱が傷まないように、ひさしがついているんです。
なんか、ちょっとカワイイ
こんなに大事にされている舞台なんですが、実は危機にあるとも言えます
なぜなら、こんなに立派なケヤキ(樹齢400年くらい)が日本にはもうほとんど残っていないからです。
今使われている材料は1633年に舞台が建てられてから約400年が経過しています。
木は切られて木材となってから、倍の時間生きるといわれているので、
あと400年は舞台を支えることでしょう。
清水寺では現在、400年後の取り換えに使う材料を育てるため、
京都府内などでケヤキの森作りをしています。
つまり、今の材料が寿命を迎えるころに、
ちょうど次の材料となるケヤキが育つ、という計画なんです。
とってもスケールのおっきい話ですね
ちなみに、舞台の上に戻ると、建物の中に古い柱があるので、
そちらもチェックしてみてください
清水寺さんが植えているのは、ケヤキだけではありません。
裏山で桜を育てているんです。
毎年一度、お坊さんたちが植林しているそう
山作りをするなんて、清水寺のお坊さんたち、実は林業男子かも…
職人の技と、建物を支える木々…
就学旅行では必須の音羽の滝も自主神社も素通りしてしまったツアーでしたが、
いかがでしたでしょうか??
みなさんも、京都にお越しの際には、ぜひ清水寺さんで木のストーリーを感じてくださいッ♪
最後に、快く取材に応じてくださった清水寺のみなさま、ありがとうございました
山北 &八木
目をつぶって歩いてもたどり着けるほど、京都にはたくさんのお寺がありますね。
その中でも、だれもが聞いたことがあるのが「清水寺」ではないでしょうか?
今回は、林業女子会@京都の八木&山北コンビが、
林業女子目線で清水寺さんを廻ってみました〜
普段のガイド本とは、一味違ったツアーにレッツゴーわーい
さて、最初にお会いできるのが、仁王像。
こちら、ヒノキという木を組み合わせて作られています。
京都では、最大級の仁王像です。迫力があります!
思わず、前でお姿を真似して一枚パシャっ
さて、それではいよいよ中に入ります
門をくぐり、少し歩くと・・・かの有名な「清水の舞台」のうえに到着します。
八木&山北「舞台来たー」
八木「やっほー!(←思わず叫ぶ。。)」
山北「それいま違うんじゃ。。」
と、またもやガッツポーズ
この舞台の床に注目してください!
厚さ10センチのヒノキ…この材料を集めるのは、何年もかかったことでしょう
材木屋さんがこの舞台を守るために、ご苦労されたのが想像できます。
しかし!このブログを見てくださったみなさま
「舞台は下から見るべし」です。
八木「わー、柱が太い!木の組み方がすごい!
八木的にあの木が一番太いと思う!!
(みなさんも行ったらぜひ!探してみて下さい〜♪)」
舞台を支える柱はケヤキ。
よく見ると、六角形になっています。
清水寺の学芸員の方曰く、できるだけ太いまま木を使うため。
舞台の上に出っ張っている部分は、デザインの調和をとるため、
六角形ではなく円柱になっています。
もっとよく見ると、
柱が傷まないように、ひさしがついているんです。
なんか、ちょっとカワイイ
こんなに大事にされている舞台なんですが、実は危機にあるとも言えます
なぜなら、こんなに立派なケヤキ(樹齢400年くらい)が日本にはもうほとんど残っていないからです。
今使われている材料は1633年に舞台が建てられてから約400年が経過しています。
木は切られて木材となってから、倍の時間生きるといわれているので、
あと400年は舞台を支えることでしょう。
清水寺では現在、400年後の取り換えに使う材料を育てるため、
京都府内などでケヤキの森作りをしています。
つまり、今の材料が寿命を迎えるころに、
ちょうど次の材料となるケヤキが育つ、という計画なんです。
とってもスケールのおっきい話ですね
ちなみに、舞台の上に戻ると、建物の中に古い柱があるので、
そちらもチェックしてみてください
清水寺さんが植えているのは、ケヤキだけではありません。
裏山で桜を育てているんです。
毎年一度、お坊さんたちが植林しているそう
山作りをするなんて、清水寺のお坊さんたち、実は林業男子かも…
職人の技と、建物を支える木々…
就学旅行では必須の音羽の滝も自主神社も素通りしてしまったツアーでしたが、
いかがでしたでしょうか??
みなさんも、京都にお越しの際には、ぜひ清水寺さんで木のストーリーを感じてくださいッ♪
最後に、快く取材に応じてくださった清水寺のみなさま、ありがとうございました
山北 &八木
2013.02.22 Friday | category:お知らせ
代表引継ぎ<続き>
先日、前代表の山北がブログにてご挨拶させていただきました。
長い間本当にお疲れ様でした。
一年でも、気持ち的にはすごく長く感じますよね。
私は山北代表率いる女子会の一年をそう感じました。
やっぱそれだけ女子会的にも
内容の濃い一年だったということではないでしょうか????
さて、続きですが、代表の引き継ぎがあったということは、
誰かが代表のバトンを受け取ったということです。
それはいったい…!!!!
だれ…!!!
いや、もうばればれですけど、
この記事を書いてる筆者、つまり私です。
だから、だれだよ!
と言われそうですね。ゴメンナサイ(><)
瀬戸内海の「内海」と書いて、「うつみ」と読みます。
自己紹介としては、京都の大学の3回生で、木材の勉強をしています。
趣味は絵、特技は書道。
特技なんて聞いてないよ!
林業女子なのにまさかのインドア派?!
と聞こえてきそうですね。
いや、まあそうなんですけど〜
「林業女子」のイメージが林業っ子っていうのは、
聞き捨てなりませんねえ。
林業女子は
林業(木を育てて切るまで)の現場から、
製材(丸太を板や柱にすること)の現場から、
木材の市場売買、製品化、
そして私たち一般市民に商品として提供されるその時まで、
さまざまな場面を支えてくれている、女子の総称です。
そして、何よりも大事なのは、
提供された後、その木製品や資源を使う女子。
そういう子も、超素晴らしい林業女子です。
このブログを読んでる女子は、
すでに林業女子ではないでしょうか?
と内海は考えます(・ω・´)
もちろん、その裏には、
●自然の資源を使って心からの豊かな生活がしていきたいという思い、
●この製品から、生産者である林家(林業をしている人)さんの姿が思い描けるような想像力
もあってほしいです!
ということで、個性あふれる林業女子の宝庫、
林業女子会@京都の代表となりました。
よろしくお願いいたします。
「楽しく、楽に」をモットーに、
女子会をもっとみんなの個性を発揮できる場にして、
史上最強に盛り上げていきたいと思います!
史上最低に下っ端な代表で、
未熟な部分も多々あると思うので、
そのぶん工夫して頑張って務めたいと思います。
これからも、林業女子会@京都を
よろしくお願いいたします。
うつみ
2013.02.16 Saturday | category:お知らせ
代表 引き継ぎ
1年間、林業女子会の代表を務めました、山北絵美です
昨日、新代表へと引き継ぎを行いました。
思えば1年前の今頃、一般的に女子会が苦手な私が引き継いだのは不思議ですが、
なんとか務めることができたのは、@京都のメンバーや、他地域の女子会のキラキラした皆様のおかげだと思います
「林業カフェ」というシリーズイベントを年間通じて行っていましたが、
初夏には、国有林で野点を行うという前代未聞の「野点カフェ」
浴衣を着て、町屋で竹細工を習った「竹カフェ」
銘木とお茶室を満喫した「北山杉カフェ」
ペレット町屋ヒノコの和室で、のんびり「新年夜カフェ」
私が好きなことは、町屋、社寺、数寄屋など、伝統建築を見ること。
もっと日本文化を知りたいと思って、茶道・華道も始めました。
気が付けば、1年通じてそうしたものがイベントの中心になっていました
あるいは、京都という町の必然でしょうか。
東京からよそものとしてやってきた私が、こんなにディープ京都を楽しめたのは、ひとえに林業界にかかわったおかげだと思います!
そして、京都で文化を守り続け、生み出し続ける方々と知り合えたことは、貴重な財産です
昨日の引き継ぎ会は、恒例の「お狩場」で行いました。
このお店も、フリーペーパー「fg」で“ジビエが食べられるお店”として紹介したのが御縁でした。
お狩場の大将に「山北、元気そうだな!」とハイタッチしていただき、ほっとしました
4月から、京都を離れ、新たな道を歩むことになりますが、@京都の一員として活動できたことを忘れず、他地域の女子会に参加したいと思っています。
そして、京都に帰ってきたときには、お世話になったみなさんとまたお会いしたいと思います。
1年間、ありがとうございました
yamakita